
(2019年6月29日)
トップページ > フルーツを食べて種から育てる > ヤマモモ秀峰の種からの栽培
ヤマモモ秀峰の種からの栽培を行います。まずは発芽するかを見たいからです。もし発芽したら1本は大きく育ててみようと思っています。一般に実生は親と同じ実は生らないといわれています。それでも突然変異で優良品種ができる可能性も1パーセントぐらいはあるかもしれません。一方で、台風の風除けとしての用途も考えています。山桃の木は葉っぱが1年中付いているので、防風林としても有用ではないかと考えているからです。道路脇にも植えてあったりします。
ヤマモモ秀峰の実が昨年2018年に初めて生っていました。もしかしたら2017年にも生っていた可能性はありますが、気づかなかった可能性もあります。2018年に初めて生ったとすれば、2012年に買って来て11月18日に畑に植えた接ぎ木苗が6年で実をつけたことになります。今回収穫した実から種を採取してイエローストロベリーグァバの苗木を植えている鉢の土の上に置きました。実を食べては置き、食べては置きして、最終的に10個になりました。ただ、仮に発芽したとしても、この苗が大きくなって実がつくまでには6年どころではない長い年月がかかると思われます。それは次のような事実があるからです。
ヤマモモの木がもう1本あるのですが、そちらは2003年頃に当時白川の河川敷で開催されていた春の植木市で100円で買って来たものです。小さくて、見た感じが実生苗でした。畑に植えて大きくなってきましたが、なかなか実が生らなかったのでもうダメかと思っていました。しかし、今年2019年に初めて実をつけていることが判明しました。畑に植えてから実が生るまでに約16年かかりました。このように実が生るまでに長い年月がかかったことも実生苗の特徴と矛盾しません。
今回植えた種がもし発芽したらある程度成長してから畑に植えて育ててみようと思います。長くかかるかもしれませんが・・・