
(2015年11月9日)
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この大きな柿は富士山のようにそびえて見えるために富士柿と命名されたそうです。熊本産となっていましたが、元々は愛媛県が有名です。蜂屋柿が変異したものとされています。秤で重さを量ってみたら450グラムでした。スーパーにはまだこれより大きいものがありました。おそらく500グラムぐらいあったかもしれませんが、軟らかくなっていたので固めのものを選んできました。この富士柿は不完全渋柿ということで、アルコールで渋抜きをしてあるそうです。水溶性のタンニンを不溶化することで渋く感じなくなります。しかし、加熱処理などすると渋が戻ったりすることもあるそうです。化学的に考えれば、加熱することによって水溶性に戻れば渋く感じます。
果肉はマンゴーのように見えますが、味はマンゴーとは異なり、いわゆる柿の味がします。アルコールで脱渋してあるそうなので、入っていた種が発芽するか試してみたくなりました。それで、アップルキウイ、イエローストロベリーグァバ、シナノゴールド、あいかの香り、早生王林(ジャンボ王林)、秋映えりんごの種を蒔いたプランターの中央に蒔きました。かなりたくさんの種類の種を実験しているので、1つのプランターに7種類の種を蒔いたことになります。この富士柿、予想では発芽しないような気がしますが、来年の春には結果がわかるでしょう。
2916年5月6日現在、発芽は確認できませんでした。これ以上待っても発芽しないと思います。
2016年5月6日現在、発芽は確認できませんでした。種は1個だったので何とも言えませんが、今回の実験では富士柿の種の発芽は見られませんでした。もう5月なので、これ以上待っても発芽は期待できないと思います。結局、発芽が確認できたのは太秋柿、愛宕柿、富有柿でした。富士柿は発芽せず、もっこす甘柿は種さえ入っていませんでした。