
(2018年6月3日)
トップページ > フルーツを食べて種から育てる > カミキリムシに食害されて枯死したグァバの実生
2015年に種を蒔いて2016年5月に発芽したイエローストロベリーグァバの実生苗が4年目を迎えた2018年7月に根元付近の幹周りをカミキリムシに食害された上に、幹に穴を開けられて中に入られて枯れてしまいました。その様子を以下に示します。
もしアパートのベランダで栽培していたら(そもそもベランダにカミキリムシがくる確率はかなり低いと思われますが)被害が広がる前に気づいたと思います。枯らしてしまったのは2014年以来、4年ぶり2本目です。カミキリムシは2018年6月ごろ地植えしたシークヮーサーの木の枝も食べていたので、油断も隙もありません。こまめにチェックが必要です。そして、もし見つけたら退治しなければ必ず被害が広がります。カミキリムシは捕まえようとするとわざと落ちて行きます。草の中で見逃さないように、確実に仕留める方法をとるべきです。私はシークヮーサーの木の下の地面に落ちたところで強く踏みつけました。
文字通り噛み切られたら終わりです。幹や枝のまわりをぐるっと一周噛み切られると、そこより上の木は生長できません。少しでも繋がっていれば、まだ修復できる可能性はゼロではありません。しかし、穴を開けて中に入られると、根の方に進んでいくので、全体が枯れてしまいます。できるだけ早く気付いて退治できれば復活できると思われます。
今回、枯らしてしまいましたが、種を蒔いてから最短で2年で実が収穫できるということに関しては再現性が確認できました。そういう意味では最低限の役割は果たしてくれたと思います。
枯れてから4ヶ月後の2018年12月2日、芽が出て生長していました。根がまだ生きていたようです。もう捨てようかと思ったこともありましたが、すぐに捨ててしまわずに結果的によかったです。2019年は枯れないように生長することができれば、2020年には実が生ることが期待できます。最短で2年ですから。