フルーツを食べて種から育てる

イエローストロベリーグァバ
  1. サムネイル
  2. What's New!
  3. 五十音順索引
  4. 時系列順索引

トップページ > フルーツを食べて種から育てる > カミキリムシに食害されて枯死したグァバの実生

せっかく育ったグァバの実生苗がカミキリムシに食害されて枯死するまでの過程

2015年に種を蒔いて2016年5月に発芽したイエローストロベリーグァバの実生苗が4年目を迎えた2018年7月に根元付近の幹周りをカミキリムシに食害された上に、幹に穴を開けられて中に入られて枯れてしまいました。その様子を以下に示します。



イエローストロベリーグァバ鉢の下から根が出て来ているので、鉢の底の中央が盛り上がって不安定になっています。
(2018年6月3日)
イエローストロベリーグァバ柔らかい土の上に、少し土を掘って置いてみました。これだと不安定さは解消されました。よってこの場所で様子を見ることにしました。
(2018年7月1日)
イエローストロベリーグァバ実もたくさん生って、これからだったのですが、まさか次の1ヶ月で枯れることになるとは・・・。
(2018年7月1日)
イエローストロベリーグァバすでに7月中に水が足りなかったからか枯れてしまったと連絡を受けていました。上を切って置いてありました。この時はよく見ていなかったので、私もてっきり水枯れが原因と思っていました。
(2018年8月13日)
イエローストロベリーグァバ2日後の夕方にもう一度チェックしてみました。この方向から見ても原因はわかりませんでした。
(2018年8月15日)
イエローストロベリーグァバ時計回りに90度回してよく観察してみると、実はカミキリムシにやられて枯れたことがわかりました。分岐した幹の右側が皮を一周かみきられています。
(2018年8月15日)
イエローストロベリーグァバ反対側から見ててみると、分岐した幹の左側が皮を一周かみきられた上、穴が開けられていることがわかります。ここから内部を侵食されて、木全体が枯れてしまいました。カミキリムシにやられたのは2014年10月以来、2回目です。
(2018年8月15日)
イエローストロベリーグァバ4ヶ月後、芽が出ていました。まだ根は生きていたようです。
(2018年12月2日)
イエローストロベリーグァバせっかく新芽が出てきているので、栽培を続けるこよにしました。穴を蝋で塞ぐことにしました。鉢ごと地面に倒しました。
(2018年12月2日)
イエローストロベリーグァバ仏壇のロウソクに火をつけて、溶けた蝋を垂らしました。
(2018年12月2日)
イエローストロベリーグァバ作業完了。
(2018年12月2日)
イエローストロベリーグァバ鉢を立てました。
(2018年12月2日)
イエローストロベリーグァバ寒さに弱いので小屋の中に入れました。
(2018年12月2日)

まとめと今後の予定

もしアパートのベランダで栽培していたら(そもそもベランダにカミキリムシがくる確率はかなり低いと思われますが)被害が広がる前に気づいたと思います。枯らしてしまったのは2014年以来、4年ぶり2本目です。カミキリムシは2018年6月ごろ地植えしたシークヮーサーの木の枝も食べていたので、油断も隙もありません。こまめにチェックが必要です。そして、もし見つけたら退治しなければ必ず被害が広がります。カミキリムシは捕まえようとするとわざと落ちて行きます。草の中で見逃さないように、確実に仕留める方法をとるべきです。私はシークヮーサーの木の下の地面に落ちたところで強く踏みつけました。

文字通り噛み切られたら終わりです。幹や枝のまわりをぐるっと一周噛み切られると、そこより上の木は生長できません。少しでも繋がっていれば、まだ修復できる可能性はゼロではありません。しかし、穴を開けて中に入られると、根の方に進んでいくので、全体が枯れてしまいます。できるだけ早く気付いて退治できれば復活できると思われます。

今回、枯らしてしまいましたが、種を蒔いてから最短で2年で実が収穫できるということに関しては再現性が確認できました。そういう意味では最低限の役割は果たしてくれたと思います。

枯れてから4ヶ月後の2018年12月2日、芽が出て生長していました。根がまだ生きていたようです。もう捨てようかと思ったこともありましたが、すぐに捨ててしまわずに結果的によかったです。2019年は枯れないように生長することができれば、2020年には実が生ることが期待できます。最短で2年ですから。






Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加
  1. 1
  2. 2
  3. 3
このページの上へ戻る