こんにちは。熊の実です。
「西郷どん」の第10回を2018年3月11日(日)の20時から見ました。
こんにちは。熊の実です。 「西郷どん」の第9回を2018年3月4日(日)の20時から実家に帰省中に見ました。ローカルの番組では鹿児島弁は出てきますが、全国放送となると何だか不思議な感じです。 今回の「西郷どん」は「江戸のヒー様」でしたが、「ヒー様」というのは誰だろうと思っていたら...
第10回の「西郷どん」は「篤姫はどこへ」でした。逃げ出して海に行ってお父さんが亡くなったことを悲しんで泣いているシーンは何だかとても可哀想でした。海で薩摩とつながっているから海に向かって「父上〜、父上〜、父上〜、父上〜、父上〜、父上〜」と数えただけでも6回は叫んでいました。
第10回の最後のところで斉彬がさらっと「お篤はなぁ、お篤は不幸になる」と言ったのが何とも衝撃的でした。又吉が演じていた公方様のうつけぶりが半端ない感じで、そんなところに輿入れして大丈夫だろうかと皆が思うところだと思います。堺雅人・宮﨑あおいの演じていた「篤姫」の時とはちょっと違う感じですね。
ドラマの中で幾島(いくしま)も薩摩の出だったのですね。京から江戸に来たと言っていました。そういえば2008年1月から放送されたNHK大河ドラマ「篤姫」の幾島は松坂慶子さんでした。
それではその第10回放送分の中で出てきた鹿児島弁について見ていきましょう。
第10回放送の中で出てきた鹿児島弁の単語やフレーズを時系列でリストアップ
以下は3月11日(日)の第10回放送の中で出てきた鹿児島弁の単語やフレーズです。聴き取れなかった箇所があったとしても、意訳して自分なりの鹿児島弁になっています。
| 単語やフレーズ | 意味 |
|---|---|
| あいがとうございもす | ありがとうございます |
| ひとつばしさまとでございもすか | 一橋様とでございますか |
| くにのみんなにはだまっちょってやっで | 故郷のみんなには黙っていてやるから |
| さけをのめばなおっどが | 酒を飲めば治るだろう |
| きょうはひーさまはおいでになっちょいもすか | 今日はヒー様はおいでになっていますか |
| あんないしてくいやい | 案内してくれ |
| はなしはすぐにすみもす | 話はすぐ済みます |
| なんならここではなしてもよかでごわんど | 何ならここで話してもいいですよ |
| ごぶれいいたしもした | ご無礼致しました |
| やっぱいひとつばしさまでございもしたか | やっぱり一橋様でございましたか |
| ないのはなしでございもんそか | 何の話でございますか |
| しっかいしっくいやい | しっかりしてくれ |
| しぬかいきるかちゅうときにないごてわたさんとか | 死ぬか生きるかという時になぜ渡さないのか |
| ここでよかですか | ここでいいですか |
| ないがあった? | 何があった? |
| ないをすっとか! | 何をするのか! |
| おみごとでございもした | お見事でございました |
| おちつっきゃんせ | 落ち着いてください |
| ないごてこげなところへ? | 何故こんなところに? |
| こんうみはさつまにつながっておいもす | この海は薩摩につながっております |
| かなしかときはないたらよか | 悲しい時は泣いたらいい |
| あつひめさま、かなしみをしぼりだすほどなきもんそ | 篤姫様、悲しみをしぼり出すほど泣きましょう |
| もうよか | もういい |
| ないごてそなたがないておるのじゃ | なぜあなたが泣いているのか |
| すんもはん | すみません |
| つとまっとでしょうか | つとまるのでしょうか |
| すごか!さつまからみだいさまにならるっとか | すごい!薩摩から御台様になられるのか |
| はっ、こんいのちかけてあつひめさまをおまもりいたしもす | はっ、この命懸けて篤姫様をお守りいたします |
| あいはまっこてたのしゅうございもした | あれはほんとうに楽しいものでございました |
| ぶこつものゆえわかいもはんが、くぼうさまにおこしいれすっとならば、そいはひのもといちのしあわせをつかめるものじゃちおもいもす | 無骨者ゆえにわかりませんが、公方様にお輿入れするのであれば、それは日本一の幸せを摑めるものだと思います |
| もどったどー | 帰ったぞー |
| ないを? | 何を? |
| おいはさいごうきちのすけちもうしもす | 私は西郷吉之助と申します |
| すんもはん、さいごうさまちゅうのはやめてくいやんせ | すみません。西郷様というのはやめてください |
| おいはりっぱなんげんではあいもはんで | 私は立派な人間ではないですから |
| そげんじゃっかー | そうだったかー |
| どげんしたか | どうしたか |
| との、おそれながらあのひめさまのおこしいれのことでどげんしてもおききしたかこっがございもす | 殿、恐れながらあの姫様のお輿入れのことでどうしてもお聞きしたいことがございます |
| ひとつばしさまをつぎのくぼうさまにおしすすむっとはないごてでございもすか | 一橋様を次の公方様に推し薦めるのは何故でございますか? |
| どげんこっでございもすか | どういうことでございますか |
| おしえてたもんせ | 教えてくださいませ |
| そいならあつひめさまはないのためにおこしいれを? | それなら篤姫様は何のためにお輿入れを? |
| あつひめさまはくぼうさまのごせいしつになられ、およつぎさまをおうみになってよにもうらやましかしあわせをそんてにつかむっとでございもんそ | 篤姫様は公方様のご正室になられ、お世継ぎ様をお産みになって世にも羨ましい幸せをその手につかめるのでございましょう |
| おあつはな、おあつはふこうになる(← これは鹿児島弁ではないですが、衝撃的な言葉なのでここに書き留めておきます) | お篤はな、お篤は不幸になる |
以上、(ほぼ)時系列順に出てきた単語やフレーズです。
第10回で出てきた鹿児島弁について
これまでの9回でだいたい頻出する鹿児島弁は出尽くした感じなので、今回は特に目新しいものはなかったように思いました。敢えて挙げるならば「しっかいしてくいやい」とか「おちつっきゃんせ」とかでしょうか。
ちなみに「〜んせ」が付く代表的な言葉とその意味を挙げておきます。
| 「〜んせ」 | 意味 |
|---|---|
| 〜くいやんせ | 〜してください |
| 〜たもんせ | 〜してくださいませ |
| 〜しやんせ | 〜しなさい |
鹿児島弁ではないですが難しい言葉も出てきました。昵懇(じっこん)とか、統べる(すべる)とかです。
あと、輿入れ(こしいれ)とか公方様(くぼうさま)とか御台様(みだいさま)というのもありました。
第10回の西田敏行さんの最後のナレーション
第10回の最後の西田敏行さんのナレーションは「思いもよらぬ斉彬のひとことでした。今宵はここらでよかろかい」とシンプルに終わりました。「お篤はな、お篤は不幸になる」とサラッと言われたので怖かったです。
第11回は「斉彬暗殺」です。
それでは、また来週。
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